
飲食店のGoogleビジネスプロフィール活用ガイド|集客につながる8つの整え方
racica 編集部8分で読める
「お店の名前で検索すると出てくる、地図と写真のあれ」——Googleビジネスプロフィールと聞いてピンとこなくても、この説明なら思い当たる方が多いのではないでしょうか。
いま、新しいお店を探すとき、多くの方がGoogleマップやGoogle検索を入り口にしています。そこに表示されるお店の情報を管理できるのがGoogleビジネスプロフィール(旧称: Googleマイビジネス)です。無料で使えるにもかかわらず、「登録だけして、そのまま」というお店が少なくありません。
この記事では、飲食店がGoogleビジネスプロフィールを活用するための整え方を、初期設定から効果の見方まで8つのポイントに分けてまとめました。全体像をつかむガイドとしてお役に立てたら嬉しいです。
Googleビジネスプロフィールとは?なぜ今大切なのか
Googleビジネスプロフィールは、Google検索とGoogleマップに表示されるお店の情報(店名・場所・営業時間・写真・口コミなど)を、お店側が管理できる無料の仕組みです。
大切な理由はシンプルで、お客様がお店を探す場所に、お店の「顔」として表示されるからです。「渋谷 ラーメン」のように地域とジャンルで検索したとき、地図と一緒に表示されるお店の一覧は、このプロフィールの情報をもとに作られています。
さらに最近は、ChatGPTなどのAIにお店探しを相談する方も増えてきました。AIが参照する情報のなかでも、Googleビジネスプロフィールのような構造化された店舗情報は重要な手がかりになると考えられています。AI検索の観点はAI検索に選ばれるお店とは?飲食店が整えたいチェック項目5つで詳しく扱っているので、あわせてご覧ください。
つまりGoogleビジネスプロフィールは、「Googleマップ対策(MEO)」のためだけのものではなく、あらゆる経路でお店を見つけてもらうための土台になりつつあります。
まず整えたい初期設定の要点
最初にやるべきことは、情報の「正確さ」を整えることです。派手な施策より先に、次の項目を確認してみてください。
- オーナー確認を済ませる: プロフィールの管理権限を取得する手続きです。これをしないと情報の編集ができません
- カテゴリを適切に選ぶ: メインカテゴリは「ラーメン屋」「カフェ」など、お店の業態に最も近いものを。追加カテゴリで補足できます
- 営業時間を最新に保つ: 定休日の変更や年末年始などの特別営業時間が古いままだと、せっかく来てくれたお客様を無駄足にさせてしまいます
- 住所・電話番号を正確に: 自社サイトやSNSに載せている表記と揃えておくと、同じお店だとGoogleに認識されやすくなります
地道な項目ばかりですが、ここが崩れていると後のすべてが効きにくくなります。基礎項目の詳しい整え方はGoogleビジネスプロフィールMEO対策とは?飲食店が整えたい項目3つにもまとめています。
写真とメニューで「行きたい」をつくる
飲食店のプロフィールで、お客様が最も見るのは写真です。文字の情報が同じでも、写真の印象で「行きたいかどうか」は大きく変わります。
- 料理写真: 看板メニューを中心に、明るい場所で撮ったものを。実物とかけ離れた加工は避けます
- 外観写真: お客様が迷わずたどり着けるよう、入り口が分かるカットを
- 内観写真: 席の雰囲気が伝わると、利用シーン(一人・家族・宴会など)をイメージしてもらえます
また、メニュー情報を登録しておくと、プロフィール上に料理と価格を表示できます。「注目メニュー」として看板料理を目立たせる機能もあるので、お店の推しが決まっている場合は設定を検討してみてください。
見落としがちな設定——属性・Q&A・予約導線
基本の設定が済んだら、次の 3 つも見ておくと差がつきます。どれも設定している飲食店が意外と少ない項目です。
- 属性: テイクアウト・デリバリーの有無、支払い方法、Wi-Fi、個室、ベジタリアン対応など、お店の「できること」を選択式で登録できます。お客様が絞り込み検索したときの表示条件になるため、当てはまるものは漏れなくオンにしておきましょう
- Q&A(質問と回答): プロフィールには誰でも質問を投稿でき、放置すると第三者が不正確な回答を付けてしまうことがあります。「駐車場はありますか」「予約なしで入れますか」など、よく聞かれる質問はお店側から先に投稿して回答しておくと、正確な情報で埋められて一石二鳥です
- 予約リンク: 予約サービスを使っているお店は、プロフィールに予約導線を表示できます。「調べる → その場で予約」の距離が縮まるので、対応サービスを使っている場合は連携を確認してみてください
投稿機能をSNSと同じリズムで使う
Googleビジネスプロフィールには、お知らせや新メニューを発信できる「投稿」機能があります。SNSに比べると地味な存在ですが、検索やマップでお店を見つけた「来店直前」の方に届くという点で、実はかなり出口に近い発信場所です。
とはいえ、SNSと別にもう1つ投稿先が増えると考えると、負担に感じますよね。おすすめは、SNSに投稿した内容を、Googleビジネスプロフィール向けに少し整えて使い回すことです。新メニューの紹介、季節の営業案内、イベント告知——SNS向けに作った素材は、ほとんどそのまま活かせます。
投稿の頻度は、無理のない範囲で「止まっていない」状態を保つことが第一です。何か月も更新がないプロフィールより、月に数回でも動きのあるプロフィールのほうが、お客様に安心感を持ってもらえます。SNSとマップ経由の集客がどうつながるかはMEO対策とSNS投稿の関係とは?飲食店が今日から見直せる3つの視点でも掘り下げています。
口コミとの向き合い方
Googleビジネスプロフィールを運用していると、必ず向き合うことになるのが口コミです。詳しい対応方法はこの記事の範囲を超えるため要点だけに絞りますが、大切なのは次の2つだと考えています。
- 口コミは「お願いできる」: 満足してくださった常連のお客様に、会計時などに一言お願いするのは問題のない方法です(謝礼と引き換えの依頼はガイドライン違反になるため避けてください)
- 悪い口コミに慌てて反応しない: 感情的な返信は、その口コミを見た未来のお客様への印象を悪くします
悪い口コミへの対応で迷ったときの考え方は、飲食店の悪い口コミ、対応方法に迷ったときの考え方にまとめています。
SNSとの連携で相乗効果を生む
Googleビジネスプロフィールだけ、SNSだけ、と分けて考えるより、役割の違う2つの入り口として揃えて動かすと効果的です。
- SNS は、お店をまだ知らない方との出会いの場。世界観や日々の様子を伝えて「気になるお店」になる
- Googleビジネスプロフィール は、お店を探している・調べている方への受け皿。正確な情報と最新の動きで「行く決め手」になる
SNSでお店を知った方が店名で検索したとき、プロフィールの情報が古かったら、そこで足が止まってしまいます。逆に、両方が揃っていると、出会いから来店までの流れがつながります。プロフィールにはSNSアカウントのリンクを登録できるので、相互に行き来できる状態にしておきましょう。最近はGoogleマップ側でも会話のような検索への対応が進んでおり、日々の発信の蓄積が見つけてもらいやすさに効く流れは今後も続きそうです。
効果の見方——数字は3つだけでいい
Googleビジネスプロフィールには、無料で使えるパフォーマンスレポートがあります。たくさんの数字が並びますが、最初は次の3つだけ見れば十分です。
- 表示回数: プロフィールがどれだけの人の目に触れたか
- ルート検索・電話・ウェブサイトのタップ数: 「行こう」と動いた人がどれだけいたか
- 検索語句: お客様がどんな言葉でお店にたどり着いたか
月に1回、この3つを眺めるだけでも、「写真を変えた月に表示が増えた」「投稿を続けた月は電話が多い」といった手応えがつかめてきます。
もうひとつ、検索語句はネタの宝庫です。たとえば「ランチ」での表示が多ければランチの写真と投稿を増やす、「個室」で見つけられているなら個室の写真を追加する——お客様が実際に使った言葉に、プロフィールの中身を寄せていくイメージです。
完璧な分析は要りません。「先月と比べてどうか」を月1回見る習慣が、続けるコツです。
よくあるつまずきと対処
最後に、運用していてつまずきやすいポイントを 3 つ挙げておきます。
- 知らないうちに情報が変わっている: Googleビジネスプロフィールは、第三者からの修正提案やGoogle側の自動更新で、オーナーが操作していなくても情報が変わることがあります。変更の通知メールを見落とさないようにして、月1回はプロフィールを自分で検索して表示を確かめる習慣をおすすめします
- プロフィールが重複している: 移転や名義変更の経緯で、同じお店のプロフィールが2つ存在してしまうケースがあります。口コミや評価が分散してもったいない状態なので、見つけたら統合や削除の手続きをしましょう
- 地図のピンがずれている: 住所は合っているのに、ピンが隣の建物や路地裏を指していることがあります。初めて来るお客様が迷う原因になるので、地図表示を実際に確かめて、ずれていれば修正してください
いずれも「一度設定したら終わり」ではなく、ときどき見回りが必要という話です。逆に言えば、見回りさえしていれば大きな事故にはなりません。
保存版・GBP活用チェックリスト
最後に、この記事の内容をチェックリストにまとめました。プリントするか、スクリーンショットでお手元に置いてご活用ください。
- オーナー確認を済ませた
- メインカテゴリが業態と合っている
- 営業時間・定休日が最新になっている
- 住所・電話番号がサイトやSNSと揃っている
- 料理・外観・内観の写真が揃っている
- メニュー(または注目メニュー)を登録した
- 属性(テイクアウト・支払い方法など)を登録した
- よくある質問をQ&Aに自分で投稿して回答した
- 予約サービスとの連携を確認した
- 直近1か月以内に投稿している
- SNSアカウントのリンクを登録した
- 口コミへの返信方針を決めてある
- 月1回、表示回数・タップ数・検索語句を見ている
- 月1回、自分で検索して表示内容とピン位置を確かめている
全部にチェックが付かなくても大丈夫です。上から順に、できるところから整えていけば、プロフィールは着実に育っていきます。
毎日の運用を少し楽にするには
ここまで読んで、「やることが多いな」と感じた方もいらっしゃると思います。特に投稿機能は、SNSと合わせると発信先が増えて、日々の営業のなかでは後回しになりがちです。
私たちが提供している「racica」は、X・Instagram・TikTokへの自動投稿に加えて、Googleビジネスプロフィールへの自動投稿と効果測定にも標準で対応したSNS運用サービスです。写真とお店の情報から投稿文をAIが作り、営業時間や季節に合わせて投稿を続けてくれるので、この記事で紹介した「止まっていないプロフィール」を無理なく保てます。SNSとGoogleビジネスプロフィールをまとめて動かしたい方は、racica のサイトをのぞいてみてください。
まとめ
Googleビジネスプロフィールは、無料で始められて、お客様がお店を探すまさにその場所に効く仕組みです。要点をおさらいします。
- まずは情報の正確さ(オーナー確認・カテゴリ・営業時間)から
- 写真とメニューで「行きたい」をつくる
- 投稿はSNSの内容を使い回して、止まらない状態を保つ
- SNSとプロフィールは役割の違う2つの入り口。揃えて動かす
- 効果は月1回、3つの数字だけ見ればいい
- 設定は一度きりではなく、月1回の「見回り」で守る
一度にすべてやる必要はありません。チェックリストを片手に、今日ひとつだけでも整えてみていただけたら、この記事を書いた甲斐があります。お店の集客のお役に立てたら嬉しいです。
この記事について: 本記事は AI を活用して作成し、racica 編集部が内容を確認・監修しています。

